ヒーリングシアター・ウミネ

ヒーリングシアター ウミネ

ヒーリングシアター ウミネ

音が鳴るルームライトです。
青/緑のLEDで下から照射して、フィルタを通して天井に映すとあら不思議、ここは海の底?な商品ですね。


とても普段癒しを求めるようなタイプでない私がこれを買ってみたのは、実は似たようなモノを自分でも昔考えたことがあるから。
といっても私が考えていたのは水槽の水を波立たせて下からライトを当てれば天井がきれいかなー、などとおぼろげに考えていたもの。世の中には似たようなことを考える人がいるものだ。というか単に私の発想が貧困なだけかもしれない。


まぁそんなわけで、こいつをぜひ見てみたいと買ってみたわけです。
結論から言うと、期待してる人には期待外れ、期待してない人には期待以上、という製品ですね。
まず、天井へのライティングですがアマゾンやタカラのサイトにあるほどくっきりと波紋は見えません。
ライトアップされた夜のプールサイド並の揺らめきを期待するとがっかりします。
モノを持ち上げて天井までの距離を近づけてみてもそれほど変わりません。えぇ、夜中に光る物体を捧げ持って暗闇の中を歩き回った三十男の実体験ですから間違いありません。


ただ、期待しないで見る分にはいいかもしれません。
ぼんやりとみていると光がゆらゆら揺れているのがわかります。
また、半透明のカバーを付けたままにするとカバーの表面で光がゆらゆらと揺れてロードオブザリングに出てきた遠くの人とお話ができる球みたいです。(わかりにくい表現でごめん)

理想的なイメージ
実際のところのイメージ

※画像はアマゾンに掲載されているものを一部トリミング・加工して使わせていただきました。


おそらく、フィルタが背の低い小さなピラミッドを敷き詰めたようなアクリル板を重ね合わせて作っているせいでしょうが、光が拡散しがちなのが全体的にぼんやりしてしまう要因なのでしょう。ひょっとしたらセロファンか何かで光を少し抑えるといいのかもしれません(まだ実験してませんが…)


音のほうですが、小、中、大、無音と4段階にかえられます。
小はもうちょっと小さい音にしてもよかったかも…、と思いますが、(人にもよるでしょうが)寝られないほどではありません。
機械音はあまりしませんが、ときどき小さくジージー、と歯車の回転音が聞こえます。聞こえない時もあるので接触の関係でしょうか。いまのところアマゾンでレビューされてるようなキリキリ音は聞こえておりません(将来にわたって聞こえないとは限らないのであくまで現時点ですが)。


また、外部音源をつないでそれに合わせてライティングすることができるようです。(未実施)
これもデフォルト設定と同様、30分のオートタイマーで切れるのですが、音源のほうは連動して切れてくれるわけではないという罠つき。うかつに何百曲も入るシリコンオーディオなんかをつないでおいた日には翌朝まで音源本体は鳴りっぱなしになりそうです(未実施)。


全体的に言うならば、ぼんやりと眺めて、かつおもちゃであると割り切っているならいい商品かもしれません。
自分で買うのはどうも…というひとももらったのならまぁ楽しめるかも、というくらいでしょうか。
また面白いことを発見したら追記します。