そんな彼とお会いしたのはまだ若かりし30代の頃。

伊豆のダンジョンには通い始めたばっかりで2階に行くことすら躊躇われていた頃でした。
必死にマリナに向かってLBを何度も唱えていた私に向かって、AさんとBさんのお二人が声をかけてくださったのです。
Aさんはその頃アーチャーさん。Bさんはその頃剣士さん。お互いにROを始めてから同じくらいしか経ってない初心者さん同士でした。
そのときは操作方法も良く分かっておらず、「友達登録」も知らなかったので別れてしまった後で悔やんだ覚えがあります。
 
日の暮れかけたグラウンドでお互いに将来の夢を語り合い、いつかまた再開する日のことを誓い合い、かたい絆に想いをよせて、語り尽くせぬ青春の日々。時には傷つき、時には喜び、肩をたたきあった、あの日…(一部ナガブチ)
…というようなほどのことはなかったのですが、薄暗い伊豆Dで車座になってしゃがみこみ、初心者同士、苦労を嘆きあったり、お互いに他の職業を羨ましがったりしあってましたっけ。
 
彼は現在、あるギルドに所属しています。吟遊詩人に転職し、Lv70-40になっているそうです。すばらしいですね^^
………え?
現在の私のレベル、53-40。転職前のマジのまま。
成長しろよ、自分。