そんなわけで

カプラを乗り継ぎ、アルデバランからは徒歩で向かいます。
検問所の橋には「ここを通りたければ俺を倒してから行け!」とばかりに輝く草が生えていたので、伐採した後シュバルツバルト共和国へ入国。
両国を隔てる海峡沿いに西進し、カビお化けに追いかけられつつ内陸に足を向けると、荒涼とした山岳地帯に静かにたたずむ学院が目に入ってきました。
うむ、静かですね。なんといってもBGMがない。
聞こえるのはそこここ走り回って日々ダイエットに励んでるちょっぴり太めなグランペコたちの控えめな鳴き声と虫の羽音、遠くで聞こえるにゃーにゃーの声だけです。