レオナルド旅日記

(前回までのあらすじ(笑))
プロンテラで会った謎のキツネ男から得た情報を元に、
単身アマツに乗り込むこととなった我らがレオナルド君。
東洋の神秘ヒナマツリに隠された秘密とは!?
特別三等船室と500ゼニーの関係やいかに!?
 
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皆さんこんにちは、レオナルドです。
いよいよ出発の日になりました。
お父さんは気楽そうにひらひらと手を振って送り出してくれましたが、
やっぱりちょっとどきどきします。
 
集合場所の南門にいき、旅行のことを言うと、
力プラのお姉さんがアルベルタの街まで飛ばしてくれました。
お姉さんに「船で寝るんだって、すごいよね!」って言ったら、
カプラさん、何か言いかけたんだけど、やっぱりなんでもない、って。
変なお姉さんだね。
 
びゅびゅびゅ〜ん。
うえぇっ。カプラさんの転送サービスって、
初めて乗ったけどすっごい気持ち悪いです。
まわりの景色がぐるぐる回りだしてわけがわからなくなって、
気がついたら知らない街で道端に座り込んでました。
なんだかまだ頭がぐるぐるしているみたいです。
お母さんがせっかく作ってくれたお弁当だけど、
今は気持ち悪くてとても食べられそうにないです。